![]() |
|
江戸四宿 江戸四宿(えどししゅく)(あるいは単に四宿とも)とは、江戸時代、五街道の整備とともに整備された、江戸(日本橋)に最も近い宿場町の事です。 街道は5街道ですが、千住宿は日光街道・奥州街道両街道共通の宿場のため「四宿」となります。
東海道…品川宿
|
|
千住宿 |
千住宿は奥州街道・日光街道の宿場として文禄年間(三年)の千住大橋の架橋を手始めに整備され、慶長年間に継場村に指定されると宿場として発展しました。 明治になると北千住と南千住の二駅が設置されました。 その後の千住は駅とともに発展してきました。 |
品川宿![]() |
品川宿は東海道の初宿として目黒川(品川)川口の品川湊のところに設置されました。 明治になると品川駅は宿のさらに来た〈高輪地区〉に設けられ、鉄道は山側に敷かれました。 |
板橋宿 |
板橋宿は中世以来の宿場で鎌倉幕府の奥州街道の宿だったこの地を新たに設置した中山道の宿場に切り換えました。 明治になると宿の南に東海道本線と東北本線を結ぶ連絡線〈品川−赤羽〉の板場駅が設置されました。 今日の中山道はすぐ西に平行して作られた新道へうつり、その下に都営地下鉄が入り新板橋、板橋区役所前、板橋本町の三駅が設けられて旧道は商店街として繁栄しています。
|
内藤新宿![]() |
新宿は甲州街道の宿場として、元禄十一年設置された新しい宿です。 下町・中町・上町で構成され上町内で甲州街道に当たる青梅街道(成木街道)を分けます。 亨保〜明和の間 50年間宿を停止されたこともありました。 明治になると西側に新宿駅が設置され、さらにそこに甲武鉄道(中央線)が入り、小田急、京王、西武が次々と新宿駅を起点とすると町の中心は駅周辺へうつり、さらに淀橋浄水場が都庁となるとさらに西側にシフトしていっています。 旧宿場は四谷大木戸〜伊勢丹間で地下鉄丸ノ内線の新宿御苑前駅(大木戸口)〜新宿三丁目駅間のやや落ち着いたビル街を形成しています。 |